1980年兵庫県生まれ。
2020年からカウンセラーとして、不登校の子を持つお母さんたちを中心に、相談を受けている。400件以上の相談を受ける中で、「引きこもっていた子が部屋から出てきた」 「息子のひどい暴言がなくなった」 「夫からの言葉の暴力がなくなった」など、「現実が大きく変わる」と定評がある。

家庭で子どもを預かる仕事に４年間従事し、親と子は陸続きであることを実感。その経験を生かした、握りしめている思い込みをほどくカウンセリングで、親が楽になると、子どもも楽になることを伝えている。また、パートナーシップも改善される事例も数多くある。たくさんの家庭を明るくすると高い評価を得ている。

プライベートでは、自身の２歳差の娘二人が、それぞれ低学年で不登校になり、「子どもたちをどうにかしないと」と思っていたが、どうにかしないといけないのは、自分と気づく。自分がどんな風に子どもや夫を見て、自分の事をどんな風に扱ってるかを知ることで、言動や行動が変わり、周囲が変わっていくことを実感する。

問題に見える出来事は、ダメなことではなく、幸せな未来をつくるきっかけになる。「しくみ」と「思い」と「対話」で、誰でも「いま」を変えていくことができることを、伝えるため、活動の幅を広げている。

カウンセラーになったきっかけを作ってくれた長女（中２）は、公立の学校とフリースクールの二刀流。次女（小６）は、「不登校やめるわ！中学校行く」と、最近自ら勉強を始めた。私は我慢をやめ、生き方が変わり、夫との仲もよくなった。自分自身の未来もとても楽しみに自由に毎日を生きている。焚火のできる家で、火を囲んだセッションをするのがいまの夢。